冷えはいくら外側から温めていても、温まりません。
体の芯、内側が冷えているからです。
自分の力で温めることができないので、外の力で一時的に温めることは出来てもそれがないと継続して温まれないのです。
などに悩まされることが多くなります。
全身にエネルギーを巡らせる力も弱いので、
も生まれてくることも珍しいことではありません。
こうした方には、陽気を全身にめぐるようにしていくことが必要です。
陽気は血を流すことで巡ります。
ですが、その血自体が不足していたり、弱っていたりしている場合はだめですので、血をつくる ところをしっかりと立て直して、行く必要があります。
それが『脾、胃』です。食べ物から血を作り出す役割を持ちます。
例えば、知っている方もいらっしゃると思いますが、
『三陰交』というツボがあります。 生理時や安産のお灸としても有名なツボです。ここは『脾』に属するツボです。
足首のうちくるぶしの少し上側にあります。
こうしたツボにアプローチして脾胃の力を補い、飲食物からの血の生成を出来るようにしていきます。
こうして作られた血を全身に巡らせるには、肺の力も必要です。
そして血を蓄えておく『肝』の働きも重要になってきます。
つまりは、全体のバランスが大切で、そのバランスがくずれているから冷え性や他の病気も生まれてくるのです。
こうした治療をすることで、初めは自分自身で温められなかったあなたの体も、エンジンがかかり始めると温められるようになってきます。
こうなるとしめたものです。
などの症状を訴える方を診断していると 足裏で自分の体重をしっかりと受け止めれていません。体が硬く、重心のバランスが崩れているからです。
体が温まることで、免疫の力も上がりますし、少しのことでも体調を崩さなくなっていきます。
ですので嬉しい効果として、訴えていた以外の不調も改善されていくことがあります。
先に述べていたような肩こりや腰痛やシビレなどの症状が一緒に取れていくことがあります。
これは不調を全身の乱れとしてとらえるからこそこうした効果が出てくるのです。
また東洋古典的な『鍼』『灸』に加えて『オステオパシー』では、『骨』『筋肉』『神経』『内臓』の相互バランスを大切にしています。 神経の緊張は筋肉や内臓に伝わりますし骨の歪みは、内臓、筋肉、神経へと緊張を生みます。ですので、この緊張を解放することで、相互バランスが取れて痛みなどの不快な症状の改善へとつながります。 例えば骨盤の緊張を解放することで、神経、筋肉の緊張の解放につながり、内臓へもよい影響を与えます。当然、血流もよくなり、足先の冷えの改善につながります。
自らの体内環境が乱れることで外からの影響を受けやすくなり、姿勢が乱れ内臓の位置も崩れてくることもあります。これでは痛みのある場所だけを治療していてもその時は良くてもまたツラくなってきてしまいます。 ですので、外側だけでなく内側をしっかり整える必要があります。 内側にも働きかけることで、より治療効果が出てくるのです。 当院ではこの『鍼』『灸』『オステオパシー』の三つの療法で多角的に診断し、外側だけでなく内にも働きかけることでツラサの根本から治療していくことで結果を出しています。『鍼』『灸』『オステオパシー』の三療法を持ってカラダのバランスが取れてくると心身のバランスも安定していきます。こうした治療を続けることで肉体的、神経的にバランスの取れた状態になりそれぞれの症状が改善していきます。 おひとりで悩むのではなく、まずはご相談ください。