不妊と妊活の鍼灸・オステオパシー

カラダには自己防衛機能と自己調整機能があります
精神的なものや暑さ寒さなどの自然環境もふくめたストレスやケガなどからカラダ本来の働きが出来なくなり不妊のもととなります

不妊鍼灸とオステオパシーでは
本来のカラダの機能をとりもどしてお母さんが妊娠から出産 産後の状態 それからの体の健康も考えた体作りをしていきます

鍼灸からの調整

自律神経を安定させ血流の流れを促進し冷えているところを温めていきます

冷えているところは活動が上手に起こっていないところになります

鍼灸の特徴は皮膚に刺激をピンポイントで与えるというところです
鍼灸は皮膚への刺激がカラダ全体に作用して
より健康な状態にしていくことを目的としています

皮膚からの刺激は神経を通り脊髄や脳に伝わります。そして脳や脊髄への反応がカラダ全体にも波及して 内臓が動きやすく自律神経的にも安定しやすくなるためホルモンやリンパの流れが良くなることで着床しやすい状態になる体作りを目指していくものになります

オステオパシーからの調整

オステオパシーの手技を使い筋肉 筋膜 骨格 関節 神経 リンパ 血管 にアプローチして 問題となっている部位の変性や異常を改善解消します

骨盤矯正

骨盤矯正は骨格的 筋肉的 神経的に問題となっている箇所の動きを改善し、腹腔内の血流量を増やし、子宮などの内臓の動きがより働きやすいような環境をつくります

頭蓋調整

頭蓋調整は

頭蓋骨の縫合(関節) 
頭蓋骨内の膜の調整 
脳脊髄液の調整 
脳と脊髄の調整 
腰の骨である仙骨の調整を行います

脊髄液は頭蓋骨内で脳の周りにあり背骨を通って全身に送られます

頭への神経的 筋肉的 骨格的な調整を行うことで自律神経系やホルモンなどの内分泌系の状態を正して内臓だけでなくカラダ全体がバランスよく働けるような土台作になります

内臓調整

内臓調整は内臓本来の動きを取り戻すことを目的とします

内臓はカラダを動かしていないときもいるときも 一定の動きのパターンを繰りかえしています。

ですが何らかの異常から内臓の動きが阻害されると本来の働きと役割を失っていきます。

子宮など生殖関係などの内臓にアプローチして本来の動き取り戻し妊娠力を高めていきます

姿勢調整

姿勢調整は姿勢を良くすることだけを目指していません
腰や肩の状態不良も姿勢を整えていくことで改善解消が目指せます
また別に大切なことがあります
それは脊髄液です
頭蓋調節で脊髄液の流れを円滑にしてきます

脊髄液を全身におくるためには脊髄 背骨の状態が大切です

背骨は脊髄液を通しています 

脊髄液は頭蓋骨内から背骨の中を通り全身に波及して カラダの自己調節に自己防衛にも関わります

また背骨にはそれぞれの内臓へ働きかける神経も備わっており、子宮の状態をよりよいものにする為にも姿勢調整は必要になります

姿勢調整は妊娠~出産 また産後やそれからの健康的な生活をおくるために大切なものとなります

参考文献:グリーンマンのマニュアルメディスンの原理
臨床におけるオステオパシーの原則
日本鍼灸医学
臓腑経絡学
生理学
解剖学