こんにちは
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます
貧血にはいくつかの種類があります
①鉄欠乏性貧血
貧血とは、酸素を運ぶ赤血球がすくなくなっている状態のことです
酸素は、赤血球の主成分であるヘモグロビンの力で全身へと運ばれます
このヘモグロビンはヘムという鉄を含む分子とグロビンというタンパク質とが結合したものです
人は体内で鉄分を生成するコトができません。ですので、食事などの補給が追いつかないとヘモグロビンができず
酸素を全身へ送り届けられず貧血になってしまうのです
特に女性は、月経や妊娠、出産、授乳の際に鉄分を多く失うので摂取が必要です。
摂取がおいつかいないと貧血からくる
立ちくらみや、けだるさ、倦怠感、無気力感などの症状が出てきます
これを鉄欠乏性貧血といいます
②低血圧性貧血
またこれとは別に低血圧性貧血というものもあります
低血圧には確定した定義がありませんが
最高血圧が 90mmHg
最低血圧が 50mmHg
の場合低血圧症と呼ぶことが多いです
③骨髄の障害
ほかに貧血の要因として骨髄に起因するもがあります。
赤血球は主に骨髄で生産されているため、なんrかの病によってその造血作用が損なわれると貧血になりやすくなります
④エリスロポエチンの分泌障害
腎臓から分泌されるエリスロポエチンというホルモンがあります
これは、骨髄に働きかけて赤血球を新しく造らせます。
このホルモンは高地生活などで酸素不足の状態が続くと分泌が増加します。
ですので、腎臓の機能障害があると新しい血液の生産が遅くなることがあります
これら貧血の中で鍼灸の適応症は低血圧性貧血です
上記の③や④の様な病気がない
でも鉄分やビタミンB12、葉酸などを飲んでも改善しなばあい低血圧性貧血が考えられます
症状は
☑立ちくらみ
☑全身倦怠感、脱力感
☑手足のだるさ
☑頭が重い
などです。
低血圧性貧血では自律神経が乱れています
また東洋医学では 五臓《肝・心・脾・肺・腎のこと》のうちの肝や脾胃のよわりからきていいます
肝の弱りの場合
☑朝が起きにくい
☑元気がない
☑手足の冷え
などがあり
脾の弱りの場合
☑身体の冷え
☑小食
☑全身の倦怠感
☑声が小さい、力がない
などの症状もでてきます。
鍼灸によって五臓のバランスをとり自律神経をの乱れを整えることが低血圧性貧血の近道になります。
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