あき鍼灸院 ブログ

内因(心の状態と病気の関係)ー喜についてー

喜 -陽気になりすぎて心気が虚す(弱る)-


 
『心気』が正常であれば、熱の多い『心』は上手に働きます。

元来陽気の塊である『心』を『心気』がうまく引き締めることで、『心』に熱が多くなりすぎ内容にしているのです。

ですが、

喜び過ぎ

笑い過ぎ

しゃべりすぎ

はしゃぎすぎ

・・・などは、陽性の精神状態happy02です。この陽性が過剰になると

陰性である『心気』の力が落ちてしまい、『心』の陽気を引き締められなくなってしまいます。

こうなると心は熱を持ってしまい、心臓病などの病気にかかりやすくなってしまいます

心臓病などがある人は、心気が弱りやすい人です。ですので、こうした人たちは、気持ちを静めることを意識しておくことが大切です。




 

心に熱を持って起こる病

動悸

不整脈

高血圧

また

のぼせた状態になりやすくそれに伴った随伴症状も出やすくなります



次は
 

思 -思い沈むと食欲がなくなり、胃・脾気が虚す(弱る)-


を書いていきます