辛味(からみ)ついて
☑陽気を多くします
☑温める作用があります。
陽気を多くする作用
陽気の少ない冷えやすい人は、辛味を摂るとよいです。ただし、辛味を取りすぎると発汗して逆に冷えてしまうことがあるので注意して下さい。
例えば、寿司などの生魚を食べるときにワサビやショウガを食べることがあります。
これは、口をさっぱりさせることにもなりますが、生魚で胃が冷えるのを防ぐという効能もあるのです。
また、暑い地域で、汗が出るくらい辛味をとることで、陽気を発散して、体をさますことができます。
胃の弱い人、体が常から冷えやすい人、活動力の鈍い人などは、適度に辛味を取ることで、陽気を循環させて体を
温め活発にすると良いです。
ですが摂りすぎてしまうと、汗をかき熱を取られて体を冷やしてしまうので注意が必要なのです。
『味の辛はまず肺に走る』(古典書物 霊枢より)
辛味は肺気を補って気の発散や循環を活発にするとあります。
例えば、軽い風邪なら辛味のもので温めるとより治りやすくなります。
ただし、先にも述べているとおり、適量であれば体にも良いですが、すくなっかったり多かったりすると
熱をこもらせたり、陽気がなくなったりします
辛味(からみ)の食べ物
☑しょうが
☑酒
☑わさび
☑ニンニク
☑しそ
☑かいわれ
☑からしな
☑こしょう
☑山椒
・・・などです
古典書物『素問』には
☑鶏肉
☑桃
☑きび(黍)
・・・などが記されています。
次回は「鹹味(かんみ)」になります
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