あき鍼灸院 ブログ

春の病

 冬に養生

暖かくなってくる春は気分の良いものですが、病が出てくるときでもあります。sweat01

東洋医学の古典の中に、冬の間は体を休めて養生しましょう というものがあります。

冬に力を蓄えて、春の芽吹きのために備えるんですね。clover

植物と同じように、人も環境の影響を受けます。そして、四季に応じて一見してわからなくても

体は変化しているのです。confident

 
冬に体を休め、メンテナンスをして春に活動しやすくするのですが、養生できていないと春に突発的に病を発症することがあります。

春の陽気に応じて体からも陽気が発せするのですが、冬に養生できていないばかりに、発生させる陽気が足りずに起こる病です。

例えば花粉症などのアレルギー性の病ですね。crying

免疫システムの過剰な反応とされていますが、免疫システムのバランスが崩れるくらい体を崩しているのです。

冬に対策を立てて、体調管理をしていれば春も元気に花粉症に悩まされることもないというのが 東洋医学の考え方です。happy01



 他の病であげると・・・

☑坐骨神経痛

☑顔面神経麻痺

☑ぎっくり腰(急性腰痛)

☑アレルギー性鼻炎

☑寝違え

☑めまい

☑耳鳴り

☑不眠症

☑イライラしたり沈んだりなどの情緒不安定

☑全身や手足の倦怠感

☑皮膚病(アトピー性皮膚炎、じんま疹。。。など)

☑目の病

☑こむら返り

☑胸やのどに引っかかった感じがある

・・・などなど他にも色々とあります。


これら病は、冬から症状が出る前に治療して体調管理をしていくことが一番なのですが、出てしまっている状態からでも個人差で時間が必要なこともありますが、治療していくことで症状の改善ができます。good