あき鍼灸院 ブログ

チック症(子供)の改善に向けて/京都 あき鍼灸院



目次

 

  • チック症状の改善に向けて
  • 頭を施術する理由。背中、腰を施術する理由。
  • 子供のチック症状の改善に使う小児鍼
  • 整体でチック症状改善に向けて
  • チック症状の子供


訴え
診断
施術一回目
  • 小児鍼
  • オステオパシー
施術二回目
 



チック症状の改善に向けて
チック症の施術は、頭と背中の緊張を緩めることが大切になります


自律神経のバランスが崩れて交感神経優位のカラダになっている時にチック症状としてカラダにあらわれます


交感神経からくる緊張が気持ち悪くて首やカラダを降ったり動かしてしまうことが一つあります



自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります
交感神経は活動するために働く神経で、緊張をつくります
副交感神経は活動に向けて準備する神経で、リラックスします


交感神経も副交感神経もカラダのために必要な働きをしますが、どちらかが過剰に働いていると徐々にカラダに負担がかかり健康を崩していくことになります


自律神経の乱れを整えることが、チック症状改善へむけて大事なことになり、そのためには頭、背中~腰へ施術が必要になります




頭を施術する理由。背中、腰を施術する理由。
交感神経は→胸髄と腰髄から
副交感神経は→脳幹と仙髄
からでています

背中~腰の緊張があるとそれだけ交感神経が働いているということで、ここを施術しておくと交感神経からくる緊張が緩和されやすくなります


頭の緊張は目や耳をつかうことが多い生活が続くとでやすくなります


特に昨今では、スマートフォンなどの目から入る情報が極端に多い生活になりやすく、頭が疲れてしまうことがおおくなっていると考えています


副交感神経の働きが押さえらている時間がながいと頭の中での情報処理に疲れてしまってカラダにチック症状としてあらわれてくるのです


チック症状を改善するために頭~背中~腰を施術するにはこうした理由があるのです



子供のチック症状の改善に使う小児鍼
 
前述した頭と背中~腰の自律神経が乱れを施術するにあたり
子供用の鍼を使います


小児鍼の特徴は、刺さないことです
皮膚を小児鍼でさすっていきます


子供は大人と同じように施術すると刺激量が強すぎることになります
ですので、頭、背中~腰を小児鍼でさする施術をしていきます

小児鍼の刺激は心地よく皆、眠たそうにしています




整体でチック症状改善に向けて
チック症状は自律神経の乱れから起こるものだとしてきました
これを小児鍼に整体を組み合わせます


ポイントとしては浅い呼吸を改善していくことです


自律神経が乱れていると深い呼吸が苦手になります


この状態は交感神経が働きやすくなっているためチック症状を進めてしまうことになります


腹式呼吸が出来るようになると自律神経にメリハリができ、カラダも脳もやすめるようなります



チック症状の子供
訴え
首を振る
肩こりをかんじる


診断
肩、背中の緊張がつよい
お腹の緊張がみられる

施術1回目
オステオパシー

肩で浅い呼吸になっているためこれを改善
呼吸の際、頭の一部分に緊張がみられ、呼吸のリズムともあっていないのでこれを改善


小児鍼
頭、肩~腰をさするように施術


術後
お腹と背中の緊張が緩んだのを確認して様子をみてもらう


施術2回目
前回の術後、首振りが減ったとのこと
同様の施術をしていく
背中~腰への小児鍼は「気持ちいい」とのことで眠たそうにしている