あき鍼灸院 ブログ

膝が痛くてお風呂のたち座りがつらい(女性)/京都 あき鍼灸院



女性の膝痛み
お風呂での立ち座りの時に膝が痛む
左右とも痛むけれども特に右がつらい
座る時に膝裏につっかえた感じがでる


整形外科テスト陰性
その場で深く座ってもらうと訴え通りの不快感と痛みが膝にでる

オステオパシー
仙骨の仙骨孔(せんこつこう)に圧痛があるので
これを改善する

膝の痛みが10そのうち5に変化



仙骨孔(せんこつこう)への鍼

背中~腰~腓腹に置き鍼(10分)

痛みが3まで変化する


右側の太谿(たいけい)に置き鍼(10分)

膝の痛み0になる

様子をみてもらう





膝が痛い場合は必ず膝の整形外科テストをします
軽く動かしてみたりしゃがんで頂いたり、動かして頂いたりして痛みが出るのか、傷んだ場合はどこに痛みが出るのかを確認して行きます

テストの中で膝が痛む場合は、半月板の状態も含めてより膝を疑います


ですが
テストをしていても膝が痛まないことはあります


膝に痛みが走るからと言って全てに膝に障害があると考えるのは早計です

今回いらした患者さんは、お風呂で座ったり立ったりする動作の時に膝が痛むという訴えでした


整形外科テストをした結果全てのテストでは陰性でした
ですので、次に着目したのが腰です


腰の圧痛点を探っていくと仙骨周りに抑えた時の痛みがありました


オステオパシーで抑えた時の痛みを解消したち座り来ていただくと、その時の膝の痛みが半分に減ったので続いて仙骨を中心にして針をしていきます


術後
立ったり座ったりの動作の痛みが軽くなったとのことでした


しっかりとした診断のもとに施術を進めていくことで1回の治療だけでも症状が軽くなっていくことがあります