あき鍼灸院 ブログ
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今回いらした患者さんは呼吸が深く吸えなくて体が重だるい状態を訴えられていました 診断すると肩~背中~骨盤が右側に比べると動きが固くなっていて、呼吸をする際に呼吸をするための呼吸筋をうまく動かせない状態でした 右肩ばかりが呼吸をしている状態でした 左側がうまく働かない 呼吸の際に働きにくい筋肉を働かせることで 呼吸がうまく吸えるようになり 『体をまっすぐにしているのが気持ちいい!』 とおっしゃられるような状態になりました それまで感じていた体が重たい状態も改善し心身ともにリラックスした状態に改善していくことができました |
または
呼吸が浅い状態が続いているとまた交感神経の高ぶりやすい状態に戻ってしまい治療の効果も長く続かず元に戻ってしまったりするのです
浅い呼吸のセルフケア
自分自身で浅い呼吸になっているか深く吸えていているかを診断する方法があります
横隔膜がある近辺の肋骨付近に両手をあてて鼻で大きく深呼吸をするようにしてみてください
その際に手に感じる肋骨の動きを感じてみてください
例えば息を大きく吸った時は右ほど大きく動かずまた吐くときも大きく動かなければあなたは呼吸をうまく吸えていない可能性があります
(※逆に左の肋骨は動くけれども右の方が動かないということもあります)
呼吸が浅い状態に対しての治療は、うまく動かせている筋肉と動かせてない筋肉を見極め
動かせていない筋肉に対して脳にうまく動かせるように再教育をしていく治療が必要になります
ですが治療でするほどの効果は得られないこともありますが、自分自身でこの状態を少し改善していく方法があります
呼吸の際にうまく働いている方の肋骨に向かって体を折り曲げます
そしてその状態で5回から10回ほど息をするようにしてみてください
腹式呼吸が終わったら再び身体を真っ直ぐに戻して呼吸をするようにしてみてください
すると今まで動かなかった肋骨が呼吸の際にうまく働いていることに気づくはずです
先ほどよりも呼吸を味わえると思いますこの体操を一日の始めと終わりにするだけでも体の緊張状態が変わっていくと思います一度試しにやってみてください