ペダリングに必要なもの一つが腰の動きになります

その中でも骨盤の動きが大切です
骨盤が綺麗に動くことで、体幹の動きを足に伝え
足の動きを体幹に伝えることにも使います
骨盤の調整の一つの要になるのが仙腸関節です
仙腸関節
仙腸関節は左右の寛骨と一つの仙骨の間にある関節です
左右のペダリングに癖があったり
☑左右の足の長さが違う感じがしたり
☑股がすれやすかったり
☑膝が痛みやすかったり
☑落車やケガや骨折の後にペダリングが悪くなったり
☑ダンシングがうまくいかない
☑サドルの高さや前後位置、クリート位置がしっくりこない
などがある場合、この仙腸関節の動きが悪くなっているかも知れません
理想的な状態は仙腸関節が左右とも開いて寛骨が動くようになっていることですが
上記の諸問題がある場合は、左右どちらの仙腸関節が上手く動いておらず片方の仙腸関節が一生懸命動いている可能性があります
そうなると筋肉の使い方でも左右差が出てきてしまいペダリング時での全身運動に関係していきます
仙腸関節の調整
仙腸関節の動きは肘や膝のように大きく動くものではありません。凄く小さな動きですが、この動きが悪いと慢性的な腰痛やギックリ腰を起こす原因ともなりえます
ココを調整するには、マッサージやストレッチではうまく調整できません
また調整しただけではなく脳に仙腸関節を使ったカラダの動きをペダリングを通して学習させなくてはなりません
この動きを通した学習は自分で能動的にやる必要があります
誰かに補助してもらって力を抜いた状態でやるよりも脳がその動きを覚えやすいからです
この調整を受けた体感は、今までのサドルの高さが低くなるような 足が伸びて回す範囲が大きくなったような感じがします
仙腸関節の動きが悪い状態でポジショニングを合わせようとしてもなかなか合いにくかったり
そしてパワーが出ないばかりか悪い状態をかばうようなポジションで合わせてしまって、他の体の部位、膝や腰に負担を強いることにも成りかねません
パワー値を計測して、トレーニングする前に良いポジション、良い体の使い方が出来ていく方がその後の伸びも違うと考えています
まとめ
腰、特に仙腸関節の動きは上半身と下半身をうまく連動させるためにはとても大切です
仙腸関節の動きが悪いとポジションがあいにくくなるばかりか、上手く体が使えず楽に大きなパワーがだせなくなる
そして無理がかかると故障やケガや不調につながる
仙腸関節は肘や膝などの関節違って大きく動かない、小さな動きだけれどもペダリングする上では大切な動き
仙腸関節の調節は、この関節の動きを作ることと ペダリングに結びつけるようにすることが大切
あき鍼灸院では仙腸関節を調整しペダリングに結びつけるような調整もしています