目次
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左手中指が痛む男性
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首の神経の問題
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呼吸が緊張に関係する
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左手中指が痛む男性
訴え
左手中指が1ヶ月以上続いている
湿布効かない
診断
右手中指に比べてややボテッとしている
熱感は感じない
動かすと重く痛む
顔を左右に動かすと左に向きにくい
オステオパシー
頸椎の調整をする
特に7番目の緊張が強くこれを改善すると痛みが改善してくる
さらに
7番目の周囲が息を吸うと緊張するので、これを改善する
↓
痛みがかなり減ったので様子をみてもらう
首の神経の緊張が左中指に出ていると診断し施術した結果、痛みがかなり減るところまで改善することができました
首の神経の問題からは、「しびれ」だけでなく様々な症状があります
そのうちの一つが指の痛みや動かしにくさです
首の神経の問題
中指には首の7番目(c7)の神経の状態があらわれます
図の↓c7と書いている中指
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また首の神経の症状としては、ヘルニアを連想される方もいらっしゃいます
ヘルニアは、とびたした椎間板が神経を圧迫して起こります
ですが、神経を圧迫するのは椎間板以外にも周囲の組織が緊張して起こすこともあります
左手中指が痛む男性もこのタイプでした
座り仕事が多く姿勢が崩れて肩や首周りの緊張が強くなってしまい、神経の緊張が指の痛みとしてあらわれていたのです
さらに緊張を起こす原因の一つとして、呼吸の状態が加わっていました
呼吸が緊張に関係する
頸椎の7番目の左側が呼吸の時に動くはずか動いてなかったのです
呼吸の時に動くはずの組織が動かないと常にそこの部位の血流や新陳代謝が悪い状態になり慢性的な緊張状態になります
呼吸に合わせて動くようになると血液や酸素が組織に送らやすくなり、老廃物が除去されやすくなります
そうすると緊張が改善されていくのです
この状態は、深呼吸などで改善するものではありません
呼吸が上手くいっていない箇所を見極めて、脳と呼吸を連動させていく施術が必要になります
左手中指が痛む男性も組織が、呼吸に合わせて動くようになると痛みが激減しました
組織の緊張が左手中指につながる神経を圧迫し緊張させていたのです
症状はどこからきていて、原因となっている場所はどんな状態になっているかを診断することが治療を意味のあるものにしていきます