あき鍼灸院 ブログ

膝の痛みが腰の治療で改善した理由(70代女性)/京都 あき鍼灸院


目次
  • 膝の痛みの原因
  • 何故筋肉や腱に負担がかかって膝がいたくなるのでしょうか?
  • 軟骨が減って膝を痛める
  • 神経痛として出る膝の痛み
  • 左膝の痛み(女性 70代)
診察診断
施術
オステオパシー
鍼灸



膝の痛みの原因
  • 軟骨が減って関節どうしが擦れてしまう
  • 筋肉や腱に負担がかかり痛める
  • 関節リウマチによるもの
  • 痛風によるもの
  • 膝を通る神経に負担がかかって神経痛として膝が痛くなる
 などがあります



なかでも一般的に多く見られる膝痛みが

  • 筋肉や腱に負担がかかり痛める
  • 軟骨がが減って関節どうしが擦れてしまう
  • 膝を通る神経に負担がかかって神経痛として膝が痛くなる
です



では
何故筋肉や腱に負担がかかって膝がいたくなるのでしょうか?


それにはいくつかあります

  • 歩き方の癖
  • 外反母趾
  • 腰の筋肉や関節が固くなる

などが考えられる問題になりまはす



そして
その影響で
体重や地面からの衝撃を膝で直接受けとめてしまい 膝周りの筋肉と動きが固まって痛みや炎症や水が溜まることになってしまいます





軟骨が減って膝を痛める理由
膝周りの筋肉と動きがかたくなると更に膝に体重や地面からの衝撃がかかりやすくなって 徐々に膝の軟骨にも負担がかかってしまいます



この状態が続いてしまうと軟骨がすり減ってしまって 膝の変形や痛みになってしまうのです





神経痛として出る膝の痛み
腰や足の筋肉や関節が固くなると 神経を締め付けてしまって膝に痛みがでてしまうことがあります



坐骨神経は腰からでている神経です
この神経はお尻を通って膝を抜けて足首まで延びています




腰やお尻の関節や筋肉の問題で坐骨神経が刺激されて膝に痛みが出てしまうことがあるのです


膝が痛いので水を抜いてみたり湿布や電気治療や痛み止をつかってみても 改善しないのは痛みを起こしている『本当の場所『原因』にアプローチできていないからなのです










左膝の痛み(女性 70代)
歩いている時の痛みは無いが 膝を深く曲げた時 立つ時に痛みが出る
これまで整形で水を抜いてもらたり電気治療をしてきたがかわらないので来院した


診察診断
  • 膝の可動検査、ストレス検査では痛みがでない
  • 仰向けで左膝をお腹につけるように深く曲げようとすると痛みがでる 対して伸ばす時には痛みがでない
  • 腰の5番目の腰椎周囲の組織にアプローチしながら左膝をまげると痛みはやわらいでいるとのこと
  • 左腰の呼吸筋が右側に比べて働いていない


施術
オステオパシー
左腰の呼吸筋が働いていないのでこれを改善
骨盤の動きがかたく仙腸関節の動きがかたいのでこれを改善

鍼灸
『肝』の弱りとして施術
肩~背中 腰~腓腹筋に置き針(10分)
曲泉(きょくせん) 大巨(だいこ)に置き針(10分) 

施術後 膝を深く曲げても痛みがでず
様子をみてもらう