目次
右脇の痛みの男性(60代)
訴え
病院での診察結果
診断
施術 オステオパシー、鍼
脇の痛みの原因
肋間神経痛?
肋間神経痛のメカニズム
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右脇の痛み(男性60代)
【訴え】
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1ヶ月前から右脇が痛みだした
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痛むときと痛まない時の差がある
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就寝の時に痛むと眠れなくなる
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強く押さえると楽になる
【病院での診察結果】
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肋骨骨折はない
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内臓の異常もみられない
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肋間神経痛もしくは帯状疱疹のあとはないが、表にでていないものがあるのではとのこと
診断
背中が丸まり円背(猫背)になっている
呼吸の時に右の肋骨と胸椎の動きが悪い
施術
オステオパシー
呼吸の時に動きの悪い肋骨と胸椎の動きを改善
↓
呼吸がお腹で深く吸えるようになる
円背(猫背)を改善
↓
呼吸が、さらに吸いやすくなる
鍼
肩、背中、腰に置き鍼(10分)
右の太谿(たいけい)に置き鍼(10分)
術後に痛みはでていない
2回目来院
前回の施術から次の日にやや痛みがあったがその次の日、3日目には痛み消失して、それからでていないとのこと
同様の施術で様子をみてもらう
脇の痛みの原因
脇の痛みの原因はいくつか考えられます
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帯状疱疹
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肋骨の骨折
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内臓の不調や炎症から起こる筋肉の緊張
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肋間神経痛
などです
これらのなかでわかりにくいのが肋間神経痛です
肋間神経痛?
肋間神経痛は肋骨周りにある神経の緊張から起こる痛みです
脇や胸や背中まわりが鋭く痛み出すことが特徴で、瞬時に痛んで消失するものから、痛みが持続するものまであります
西洋学的な治療では
湿布や痛み止の処置が一般的です
肋間神経痛のメカニズム
胸や脇が背中が痛みますが、そこが原因とは限りません
肋間神経痛の多くが背中の骨、脊椎からでている神経の緊張から起こっています
脊椎の動きが、固くなり周りの筋肉組織の緊張が肋間神経を巻き込んで神経痛となっていきます
今回診させて頂いた男性も肋間神経痛でしたが、きつい部類のもので湿布処置などもされていましたが、改善しないのでいらっしゃいました
診させて頂いた結果、円背(猫背)からくる背中の慢性的な緊張と呼吸の際に動くはずの筋肉が固まってしまっていて、より神経の緊張を強くしていたために痛みだしたものでした
それらの機能障害からの解放が、日をかけずに痛みが0になる結果となりました
関節の固さや、呼吸筋が均等に使えていない状態だと神経が緊張しやすい状態になっているので湿布処置でもなかなか痛みの改善にならなかったのです
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