目次
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カラダの力が抜けない
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何故、交感神経のスイッチが
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入りっぱなしになるのか?
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脳はストレスはどう対処しているでしょうか?
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肩、背中、腰が痛い(30代女性)
訴え
診断
施術
オステオパシー
鍼
術後
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カラダの力が抜けない
カラダに力が入りっぱなしで上手く力を抜けないことがあります
常にカラダが緊張している感じがして、お風呂に入っている時も寝ている時も力がはいっているのです
これは自律神経機能の乱れから起こるものです
自律神経の一つの交感神経のスイッチが入りやすいもしくは、入りっぱなしの状態が慢性化して起こっている状態になります
では
何故、交感神経のスイッチが
入りっぱなしになるのか?
自律神経は脳と仙骨からでるリラックスする副交感神経
と
背中と腰の脊髄からでる活動のための交感神経
の
2つから構成されています
脳が背骨を介してこれらの神経を調整しています
この脳が何らかのストレスにさらされ続けると調整が上手くできなくなってくるのです
その結果、交感神経が活動しっぱなしになりカラダの緊張が抜けなくなるのです
では
脳はストレスはどう対処しているでしょうか?
内蔵にはリンパ機能が備わり疲労物質を
除去していってくれています
脳では
「脳脊髄液」が疲労物質を除去していってくれています
この
「掃除」は、深い睡眠の時に行われていることがわかってきています
ですが、睡眠が足りていなかったる浅い眠りであると脳の「掃除」が十分ではありません
その結果、自律神経に乱れが起こりカラダに異常や痛みなどとしてあらわれてくるのです
肩、背中、腰が痛い(30代女性)
訴え
肩、背中、腰が痛い
背中をさするだけでもビリビリと痛みがはしる
呼吸が浅い
診断
左の肩~腰の緊張が強くて、呼吸に合わせて動いていない
左の横隔膜が上がりっぱなしで、下がらないため深い呼吸が日常生活でできないため、睡眠が浅くなり交感神経が働きっぱなしでカラダの緊張が抜けない状態になっている
施術
オステオパシー
左の腰と横隔膜、肩をリリースして呼吸のリズムに合わせて働くようにする
↓
直後、お腹に空気を吸い込みやすくなり
背中をさするだけでビリビリしていた痛みが落ち着く
鍼
肩~背中~腰~腓腹に(置き鍼10分)
左の太谿(たいけい)に(置き鍼10分)
打鍼(だしん)
下腹部と百会(ひゃくえ)に補と瀉
術後
呼吸しやすく体の力が抜けて、眠気もでてきた
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施術をすすめていくなかで、
眠気、深い呼吸、カラダの力がぬける、お腹が空く
といった反応が得られかどうかが、カラダの治癒力をあげることができるかどうかのポイントになります
それはすなわち、脳を積極的に休ませて疲労物質を「掃除」することにつながります
今回いらしていた方の「触れるだけでもビリビリ痛む」状態は交感神経優位で自律神経の乱れの大きなサインでした
これを改善できたことが、その後の施術効果を引き上げリラックスと眠気を引き出せたことにつながりました
家で脳の「掃除」を促すためにできること
施術を受けて頂けることが一番なのですが、できなかった場合におすすめしているのが
「運動で頭の熱の発散」 と
「頭を冷やす」 ことです
「運動で頭の熱の発散」
運動をして汗をかいてカラダの内側の熱を発散させます
「頭を冷やす」
保冷剤などで頭を冷やします
頭の内熱を冷やすのです
「頭を冷やす」ことは寝つけない時に有効です
寝つけないときは、頭が働きっぱなしで交感神経が優位になっています。
頭が活動していて熱をもっていて寝つけません
ですので、保冷剤で頭を冷やすと寝つきにくさが変わっていきます
よく眠れると脳の疲労物質を除去していってくれるので、緊張しっぱなしのカラダではなくなり、肩や背中の痛みや辛い状態からの回復につなげることができます
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