目次
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首周りのアトピー(女性30代)
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アトピー性皮膚炎に対しての施術考え
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アトピー性皮膚炎の東洋医学の考え方
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首周りのアトピー(女性30代)
ステロイドをやめて アトピーがマシになってきているが
もっと根本から解決したくて来院
オステオパシー
頸椎の1番と2番の動きが固くこれを改善
背中と腰の関節の固さを改善
鍼
『腎』の弱りとして施術
太谿(たいけい)と曲地(きょくち)に置き鍼10分
首~肩~背中 腓腹に置き鍼10分
同様の施術を続けて5回目にはアトピーの炎症痕か薄くなってきた
また皮膚の固さが柔いできている
8回目の施術時には汗をかけるようになってきた
かゆみはでるが掻いた後の傷の再生が早くなってきている
仕事でのストレスや生理の時には、炎症がでるが回復が早くなってきている様子
同様の施術で治療を継続していく
アトピー性皮膚炎に対しての施術考え
ステロイドでアトピー性皮膚炎を抑えることはできます
ですがステロイド剤を使い続けることで皮膚が硬くことがあります
そうなると汗をかきにくい状態になり肌に潤いがなくなっていきます
アトピー性皮膚炎が治っていく過程では汗をかけるかどうか重要になります
治療を進めていくとそれまで汗をかいていなかった状態が汗をかけるようになっていくと、治りやすくなります
皮膚の硬さも徐々に柔らかくなっていくことで、新陳代謝が高まり正常な状態に近づいていき掻いた跡も早く治るようになっていきます
ステロイドを使っていると皮膚が硬くなっていくので再生が追いつかず掻いた跡が残り続けますし、また治るまえに掻いてしまいという繰り返しになるためにより強いステロイド剤を使用することになります
アトピー性皮膚炎の東洋医学の考え方
東洋医学ではアトピー性皮膚炎は皮膚の下こもった熱がうまく発散されないために皮膚が痒くなってしまうとされています
皮膚の下にこもった熱を発散させることが大切なのですが、ステロイド剤を使い続けていると皮膚がかたくなるので、こもった熱が発散されにくく痒くてかいてしまう繰り返しになります繰り返し皮膚を傷つけるので再生がうまくいかないためにアトピー性皮膚炎がひどくなっていくのです
ステロイド剤を少なくしたりやめて治療を続けていくと初めは断薬のためにいっとき状態が悪化したような状態になることもありますが、治療を続けていくことで皮膚の新陳代謝が高まっていくとから肌が柔らかくなり傷が再生しやすくなっていきます
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