間質性膀胱炎でお悩みの方での治療例です
性別:女性
年齢:60代
主訴:間質性膀胱炎
間質性膀胱炎は、当院ホームページの間質性膀胱炎の案内でもご紹介している通り、女性に多く、慢性的であり、原因もはっきりしない病であります。
その症状は↓
☑頻尿
☑残尿感
☑排尿後の痛み
☑下腹部のモヤモヤ感
などの膀胱炎の症状に加え、特徴的なのは特定の飲食物をとることで、症状が発症することにあります。
また細菌性の物ではありませんので、抗生物質などの薬を服用しても効果が見られないこともあげられます。
ですので、お薬を飲んでもすっきりとせず 『何故 楽にならないのだろう?』と精神的にもつらい病です
この患者様も、コーヒーなど特定の飲食物で発症され、その種類も多様であることから食べるものにも気をつかい、チェックを欠かさないということを続けておられました。 チェックの際も以前は大丈夫であったものが、次は症状としてでたり
【鍼灸治療】
仰向けで状態のバランスをとるため根本からの治療として仰向けでの手足の鍼を行い。
うつ伏せにて肩、背部、腰への鍼と、腰部、仙骨周囲のツボ(経穴)への灸頭鍼。
次のご予約時に頂いたご感想では、症状が和らいだ感じがするとのことでした。
こうした治療を続けていくうちに、ご自身でもその効果を実感されているご様子で、以前とっていた飲食物でも症状が出るまでの日数が徐々に長くなります。
最終治療では、一か月を超えても症状が出ずに旅行に出かけてのお料理なども楽しめるようになりました。
以前はこうした旅行も楽しめる状態ではなかったので、嬉しそうに旅行の話をされている姿が印象的でした。
この患者様には、鍼灸治療で対応していましたが、オステオパシーも組み合わせることで緊張をさらに開放して、より効果的に治療効果が得られると考えています。
※但し慢性疾患などは症状にもよりますが、緩やかに好転していたり、楽になったと思っても症状が出てきたりすることもあ ります。 継続した治療でさらなる状態の安定を図る必要があります。
-
何度もトイレに行く
-
排尿時に痛む
-
残尿感がある
-
尿がたまると下腹部が痛む
-
特定の飲食物をとると膀胱炎の症状がでる
-
お薬は極力使いたくない
-
鍼灸が良いと思うが、どこにいったらよいかわからない
膀胱炎には
☑急性膀胱炎、
☑慢性膀胱炎、
☑間質性膀胱炎、
☑出血性膀胱炎
があります。
当院では特に
☑間質性胱炎
☑急性膀胱炎
についての治験例があります。
一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。
間質性膀胱炎とは?
慢性膀胱炎の一種で、上皮と筋肉の間にある間質が慢性的に炎症を起こす膀胱炎です。
女性に多い病気で、膀胱炎の中でも、症状が重く、非常につらい病気です。
その症状は
☑頻尿や残尿感
☑排尿後の痛み
☑不快感
☑急性膀胱炎と診断され、抗生物質を服用し続けても症状が改善されない
☑1日のトイレの回数が20~50回以上、尿が少しでも溜まると下腹部が痛む
・・・など、細菌性の膀胱炎とよく似ています。
西洋学的には、原因はわかっていません。
急性単純性膀胱炎や慢性複雑性膀胱炎は、細菌感染が原因の膀胱炎のため、抗生物質や抗菌剤の処方で症状は改善されます。
しかし、
間質性膀胱炎は尿検査をすると、細菌は見られません。
ですので、
抗生物質や抗菌剤を服用しても、効果はありません。
今のところ、はっきりとした原因は分かっていないのです。
間質性膀胱炎は、間質が炎症を起こし、膀胱の筋肉が萎縮してしまいます。
そのため、膀胱が膨らまず、正常時の半分以下の量の尿しか溜めることができません。
また、尿が膀胱に貯まってくると炎症があるため、痛みが出てきます。
病院を受診すると、急性膀胱炎の症状があるので、抗生物質を処方されたり、尿検査では細菌が見られないので、
精神的なものからくる膀胱炎と診断されることが多く、間質性膀胱炎と診断されるまで、長い時間がかかってしまう
こともこの病気の特徴です。
間質性膀胱炎の診断には、膀胱鏡で、膀胱の内部を診る必要があります。
また人によりけりですが 特定の食べ物をとることで症状が出てくることもあります。
柑橘系の食べ物であったり、コーヒーであったり、人それぞれで反応するものは違います。
急性膀胱炎の診断を受けて薬を服用しても改善されず、
『一日に何度もトイレに立ってしまう』、
『尿がたまると下腹部が痛む』、
『特定の飲食物を食べるとこれらの症状が出る』
『辛さには原因があります』
なんども薬を服用しても整体や電気治療、マッサージに通っていても痛みや辛さがすっきりしないと困っていませんか?
当院の治療は
『鍼』
『灸』
『オステオパシー』
の三療法を組み合わせます。
などの調整を行っていくことで、局所のみのその場限りの治療に終わらず
長期にわたった健康維持を目標としています
3動く生きたツボをとらえて内から外から治療する―
患者さんの状態によって使うツボ、場所も違います。
とおり一辺倒な治療ではなく、あなたにあった適切な治療を行っていくことで、効果に差が出てきます。
身体の内から、根元からの治療を大切にしています。
内からバランスを取り、身体をトータルに治療していきます。
また東洋古典医学では、内臓と精神は深くかかわっているとされています。
ですので
☑婦人科系や間質性膀胱炎
☑顔面神経麻痺
など内科的、神経的な症状や精神疾患にも大きな効果を発揮します。
気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランス
などを整える全身調整を体の内、外側に行い
局所のみのその場限りの治療に終わらず
あなたの体質や状態にあわせた治療を行います。
4小さなお子さんの治療やスポーツ治療―
子供は次の世界をつくる宝です。
その子供たちが元気に過ごせるように治療を行っています。
親の気持ちとしては、極力お薬には頼りたくないものです。
治療では、小児はりとオステオパシーを使用します。
両治療法とも痛みはなく、子供にも気持ちが良いと喜ばれています。
☑夜泣きや、
☑疳の虫、
☑夜尿症のほか
☑湿疹や喘息、
☑アトピー
などの治療もおこなっています。
さらに当院ではスポーツ障害の治療やコンディショニングも行います。
なかでも 院長自身長年自転車競技を行っていることもあり、
☑ポジショニングの悩みの解決
☑坐骨神経痛、
☑膝や腰、肩の痛み、
☑落車によるケガを早くに回復させる
などの治療を得意としています。
5カラダに合わせた治療―
1人1人鍼の刺し方ひとつとっても効果が違います。
浅く刺すのか、深く刺すのか鍼の刺す方向でもその効果が変わってきます。
特に当院で行っている接触鍼という治療法は、刺すことなく肌に少し鍼先が触れる程度の刺激です。
刺してもとれにくい症状にたいして接触鍼治療をおこなうことで治療側も驚くほどの効果を出すことがあります。
当然刺していないので痛みは全くありません。
子供の治療にも最適です。
オステオパシー でも同じです。
あなたの状態にあわせた治療を行います。
その為にしっかりとした丁寧な診断が大切なのです。
☑マッサージや電気治療をしてもすぐにつらくなくる
☑『診断結果は、問題ないので様子を見てください』
と言われたがつらいことにはかわりがない
☑つらいところを治療しているのに、一時的にしか楽にならない
☑お薬を使いたくない
・・・などのお悩みをお持ちでご来院される方も多く
お話をお伺いしていると 根本診断と治療ができておらず
ご自身でもどうしたら楽になるのか解らなくなってしまっていらっしゃいます。
一つ一つお話をお伺いして、問題点を洗い出しながら診断・治療を進めていきます。
この5つのこだわりで結局何があなたに提供できるかというと
『痛みや症状の原因にアプローチできるので、一時的に改善するだけでなく、
体質や生活の質まで改善できると言うことです』
間質性膀胱炎への鍼灸治療
当院ではこのような間質性胱炎の治験例があり、一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。
こうした 膀胱炎、特に間質性膀胱炎ににたいして東洋古典医学の考えに基づいて陰陽のバランスの乱れからくるものと考えています。
陰陽のバランスの崩れに下の((1)~(3))が加わることで、姿勢の崩れにつながり、ゆくゆくは痛みやコリなどのツラサの原因となるわけです。
-
内因(怒・喜・思・憂・恐・驚・悲etcの精神的動揺<ストレス>)
-
外因(風・暑・湿・燥・寒・熱の環境の変化)
-
不内外因(暴飲・暴食 過労・外傷・妊娠、出産、手術etcの(1)~(2)以外の原因)
『鍼』『灸』により内側の五臓(肝、心、脾、肺、腎)を整え、『気』『血』『水』をよどみなく流すことで内側と外側とのバランスを取ることで病に対して局所だけの治療よりも効果が出てきます。
膀胱炎は膀胱に熱があるために、痛みを伴ったり、熱を出すために何度も排尿したりします。
この熱をとる治療が大切になります。
また膀胱は『腎』と関連があるのでこれらにアプローチすることも一つですし
間質性膀胱炎は胃腸とも関連があるので、つながりのある『脾』にアプローチすることもあります。
また当院で取り入れている『オステオパシー』の考えのもと、『骨』『筋肉』『神経』『内臓』の相互バランスを取ります。
オステオパシーで間質性膀胱炎治療
膀胱炎を起こす原因として腰や、骨盤周りの筋膜や筋肉の緊張が挙げられます
筋肉の緊張、姿勢不良からくる骨盤のゆがみなどが神経を介して、膀胱に刺激を与えて緊張を生み
不快な症状を発生させる要因となるのです。
お薬を飲んでいても筋肉は緩まないですし、骨のゆがみは元に戻りません
もしかするとあなたのその膀胱炎は、ちょっとしたひっかかりで起こっている筋肉の緊張を緩めればとれてしまうものなのかもしれません。
『 病は、体の正常な動きをブロックするところがあるから起こっているのであって、
それを解消してしまうと人の持つすばらしい治癒力で良くなっていくものだ。 』
と言う考えがオステオパシーの原則にあります
まさしく膀胱炎もそうしたブロックを解消することで、治癒していくものなのです。
例えば、膀胱炎は、腰の骨や筋肉の緊張から神経を介して内臓である膀胱に緊張が生まれて起こることりあります。
ですので、こうした緊張を解放していくことで、相互のバランスが取より治療効果が高まります。
当院ではこの『鍼』『灸』『オステオパシー』の三つの療法で多角的に診断し、外側だけでなく内側にも働きかけることでツラサの根本から治療していくことで結果を出しています。
お薬のようにその時の痛みや不快感を抑えるのではなくて、
痛みを発生させる原因をきちんと診断して治療していく
それが大きな効果と違いを生み出します。
私があなたをお手伝いします
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